春をひさぐビジネス その２
飛田で働くこと１
男女にとって飛田新地の魅力とは？
『飛田の子』『飛田で生きる』（杉坂圭介氏）を読んで
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
Kindle ultimateの980円コースで
無料だったので読んでみました
全然知らない世界が広がっていて
別に調べた情報も含め
とっても勉強になりました
■女性にとっての飛田の魅力とは
短期間に稼げる、コスパがいい
短時間で済ませられる
（お一人相手15～20分、実際の行為数分）
流れ作業的で楽
身バレリスクが比較的小さい
（写真禁止・店HPなし）
■男性にとっての飛田の魅力とは
レベルの高い美女と本番が出来る
（美女率は日本一だそうです）
実際に実物を見て選べる
安く済ませることも出来る
という感じでしょうか。
すこし調べてみたのですが
飛田のように実物の女性を
吟味しつつ選べるサービスは
日本では飛田以外に見あたりませんでした
ところでここであげた女性側にとってのメリットは
20才前後の若い美人の特権、
魅力という才能を与えられた女性が
享受できる種類のものみたいですね
この本を読むまで、飛田自体を知りませんでした
隆慶一郎の本で吉原は知っていたのですが、、
そもそもは大正5年（1916年）12月に創設された飛田遊郭が
もとになっているとのことです
かつては「嘆きの壁」という高塀に囲まれていたのが
壁は1992年の再開発で取り壊されたとのこと
ちなみに新地とは新しく開発された居住地（新開地）を指し、
そこから新開地にできた遊里、
後に赤線をさすようになったそうです
（赤線とはWWII前後の警察が売春地域を赤線で囲ったことによる名称
1956年制定の売春防止法の実施に伴い赤線は廃止された）
現在大阪には、飛田新地の他、松島新地（西区）、今里新地（生野区）
信太山新地（和泉市）、滝井新地（守口市）があるとのこと
日本では売春は禁止だけれども、
ここはたまたま料亭にすわっていた女性と
たまたま恋仲になり本番行為におよぶ
いわゆる 自由恋愛 であるとの解釈のようです
なので、別室にあがってからの飲み物、食べ物は
絶対必須なのですね
ちなみに飛田の風俗サービスの流れも調べましたが
およそ以下のようだそうです
■飛田でのお仕事の流れ（女性 お運びさん）
7～8分ほど交代でかまちに座って笑顔を振りまく
→お客をゲットする
→二階に上がる→飲み物とコース確認→支払ってもらう
→女性が一階に行きおばちゃんにお金渡してタイマーセット
→ローション仕込みなど前準備
→おつまみ、おしぼり、飲み物などをお盆に乗せて二階へ
→男性をその気にさせてゴム装着
→いざ本番プレイ
→5分前に一度タイマーが鳴る
→3分前のタイマーなったら終わり
15分コースだと、実際のプレイは
3分ほどしかないのかもしれません
その場合、女性は着衣のままのケースもあるとか
飛田で最も一般的で一番多いコースは
20分コースなのだそうです
そうすればお客さんは実働8分ほどとれ
ムダも少なく、
確かに20分コースが
お客にとってコスパがもっともよさそうです
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■飛田の地理的場所、通りの名称
ところで、飛田新地、
実際にどこにあるのか、場所もわからなければ、
本に出ていた通りの地理的イメージもわかりませんでした
なので、地図をググって
青春通り、メイン通り、大門通り、妖怪通り、年金通り
を記入してみました
「年金通り」の場所がなかなかわからず、すこし苦労しました
ヒットした地図で「妖怪通り2」となっていたのが
年金通りでした
（続けて『飛田で生きる』を読んだら載ってました、、）
場所は大阪の路面電車（チンチン電車）の通りや
通天閣からほど近いところにありました
ひょっとするとすぐ近くを通ったことがあるかもです
青春通りが一番レベルの高い女性（20歳前後の美人）がおり
メイン通りにそれに次ぐレベルの高い美人（20歳代）
大門通りには料亭はなく、
高速の向こう側、
妖怪通り、年金通りとなるにつれ
年齢や容姿の競争力が下がるようです
（サービス内容の充実と若干の値引きなどで
付加価値をつけているようです）
年金通りだと40代以降の方もいらっしゃるそうです
青春通り、メイン通りはゴム装着が基本で
病気リスクはかなり低いれども
妖怪通り、年金通りでは生サービスも多いそうです
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
■飛田の料金設定と女性の取り分
飛田での料金設定はどれくらいかというと
15分11000円、20分16000円、30分21000円
40分31000円、60分41000円 で
基本的に先に決めた時間厳守で
細かい延長はナシとのこと
年齢や容姿など付加価値レベルの落ちる
妖怪通りや年金通りでは
顧客がゲットのため、
価格交渉や、拡大サービスが
あるとのことです
気になる売上の配分は
1000円（あるいは10％）が「おばちゃん」という、
世話焼き年配女性の取り分、
あとは店と女性の配分（4：6～6：4）
飛田で働いた場合の女性の取り分はおよそ
15分5000円、20分7500円、30分10000円
40分15000円、60分20000円
飛田での実働を時給に換算すると、、
時給2万円！！！
確かに高給ですね！
レベルの高い女性は一日10本あるいはそれ以上
まわせるそうで
一番多いとの20分で、一日10本で計算すると
一日7万5千円、
月20日実働とすると、月150万円！
飛田で週休二日、一年働いた年収は
1800万円（売上）！！
すごいですね！
人によっては月300万円稼ぐ女性も
いるのだとか
ただ、売れっ子の期間は短いそうで
一日10本はせいぜい数ヶ月だそうです
厳しい世界ですね、、
このように美人や笑顔よし、
性的魅力のある人にとって
飛田は一攫千金を稼げるチャンスのある
場所のようです
ただ、それは本当に、
期間限定の大ヒットのときだけのようです
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
春をひさぐビジネス その３に続く
（正社員や他の同種サービスとの給与比較、
選択のメリット・ディメリット・リスク などを予定）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
大人になりたい？なりたくない？
▼本日限定！ブログスタンプ
